もう今の職場は嫌だ
でも転職活動する余裕が無い
今の職場に不満があっても、すぐに退職するべきか、次が決まってから転職するべきか。
そういった悩みを抱えたまま、なんとなく仕事を続けていませんか?
一般的に転職までの空白期間が無い方が良いとされていますが、仕事を辞めたい理由や悩みによっては、すぐに退職すべきかどうかは変わります。
そこでこの記事では仕事を辞めたいと思っている人に、すぐ退職するべきか、転職先が決まるまで続けるべきかをメリット・デメリットを踏まえて解説していきます。
- 転職までの空白期間は無い方が良い
空白期間が長いと次に面接する際に採用担当の印象は良くなくなる - 職場の状況によってはすぐに退職した方が良い
ハラスメントや長時間労働など早めに退職した方が良いケースもある - なかなか次が決まらない時はプロの力を借りるべし
転職エージェントやキャリアコーチングを受けて自分を振り返ろう
筆者自身も次を決めずに退職したことがあるので、その体験談も紹介します。
あなたはどれに当てはまる?仕事を辞めたい理由一覧
あなたがどんな理由で「仕事を辞めたい」と思っているのか、その理由を掘り下げていきましょう。
もちろん理由は1つではないかもしれません。
しかし一番強く感じるものや我慢できるなというものもあるかもしれないので、一度振り返ってみましょう。
- 職場の人間関係が悪い
- 業務量が多い・休みが少ない
- 会社の将来性が無い
- やる気がでない・やりがいが無い
- 給料が低い・評価が正当でない
- パワハラ・セクハラを受けている
仕事を辞めたい理由①
職場の人間関係が悪い
退職理由で最も多いのが職場の人間関係です。
エン転職の調べによると、職場へ伝えた退職理由と別に、本当の退職理由を調べたところ「職場の人間関係が悪い」という回答が1位でした。
多かれ少なかれ、退職理由の中には人間関係が含まれていると考えています。
反対に人間関係が良ければ、多少のデメリットには目を瞑れるのではないでしょうか。
上司と合わない場合や、先輩が怖い、同僚と馴染めないという方も多いのではないでしょうか。
仕事を辞めたい理由②
業務量が多い・休みが少ない
業務量が多い・休みが少ないという理由で退職する人も多いです。
ワークライフバランスが取れず、会社と家との往復の人生に疲れてしまうことも。
ただ仕事をこなすことが目標になってしまい、人生を楽しめていないことはストレスになってしまいます。
仕事を辞めたい理由③
会社の将来性が無い
「会社の将来性が無い」という本音は、30代の方の退職理由で多いです。
30代になってくると、役職者になったり会社の経営についても見えてくることがあります。
その中で今後会社の成長が見込めず、それに伴い自身のポジションやキャリアについて考えさせられる時期なのだと考えられます。
仕事を辞めたい理由④
やる気がでない・やりがいが無い
やる気が出ない・やりがいが無いということは「仕事内容が合わない」ということに繋がります。
「仕事内容が合わない」という意見は20代が突出して多い退職理由です。
求人票の内容と違った
思っていた仕事内容ではなかった
というミスマッチから辞めたいと考える方が多いようです。
仕事を辞めたい理由⑤
給料が低い・評価が正当でない
給料が低いと感じる方が多いのは40代以上の方に多い退職理由です。
会社で働いていると、管理職がどれだけ給与をもらっているかを知る機会はそうそうありません。
そして自分自身が管理職になった際に「あれ?これだけ?」と思ってしまう人も多いようです。
管理職になった際に役職手当が出る代わりに残業代が出ない結果、収入が下がったという声も。
また人事評価が正当でないと感じる方は30代に多く、キャリアアップやキャリアチェンジを考える時期ということが分かります。
仕事を辞めたい理由⑥
パワハラ・セクハラを受けている
パワハラやセクハラが理由で退職する人もいます。
ハラスメントがあったとしても、なかなか解決することが難しく、仕事を辞めることしか出来ないケースも多いです。
実際ハラスメントを会社に訴えて部署異動などの措置があったとしても、自分自身が居心地が悪く、結果退職してしまうこともあるようです。
すぐに辞めて!次が決まってないけど辞めた方が良いケース
それではどんな理由であればすぐに仕事を辞めるべきなのでしょうか?
すぐに辞めるべき状況について紹介するので、当てはまる人は注意しましょう。
ハラスメントは即辞めるべき
パワハラやセクハラは解決が難しいです。
上司や先輩など立場を利用した悪質なものが多く、実際状況が改善するケースは少ないです。
例え部署異動や謹慎処分などがあった場合でも、加害者と顔を合わせるだけで精神的苦痛やフラッシュバックが起こることもあるでしょう。
そういったハラスメントが生まれてしまう職場環境自体に問題があります。
「引継ぎするまで…」「次の仕事が決まるまで・・・」と真面目な方程、自分を追い込んでしまいます。
そういった方のために退職代行サービスがあります。
退職代行サービスについて詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
残業や休日出勤が多い場合も辞めた方が良い
残業や休日出勤など自由に使える時間が少ない場合、必然と転職活動に割ける時間がありません。
転職活動は良い求人を見つけることや自己分析・企業分析を行うことが重要です。
時間が無い中で中途半端に対策してしまうと、せっかく希望条件に合っている求人と出会ってもなかなか上手くいかないことが増えてしまいます。
さらに選考が思うように進まないと、どんどん求人の選定基準を下げてしまいがち。
キャリアアップよりも「内定すること」が目標になって、結果的に「転職失敗」に繋がってしまうので、自由な時間を確保できない環境にいる方は、余裕を持った転職活動が行えるように退職することも一つです。
またワークライフバランスが取れる職場環境への転職を希望する方は、ブラック企業の求人を排除した転職エージェントを利用することも重要です。
危険サイン!すぐに仕事を辞めた方が良いケース
実は「今の仕事をすぐに辞めた方が良い」と自分の体が危険サインを出していることもあります。
一つでも当てはまる方は、一度今の仕事を続けていくべきかを考えてみた方が良いでしょう。
- 朝泣いてしまう
- 布団から出られない
- 頭痛や動機などが起こる
- 食欲不振・吐き気が起こる
これらのいずれかに当てはまる方は、うつ病の可能性があります。
「うつ病は甘え」というような古い考えは危険で、れっきとした精神障害に当たります。
障害者手帳の対象となるケースもあるため、少しでも心当たりがある方は勇気を出して心療内科へ受診することをおすすめします。
うつ病の場合はすぐに退職するべき?
うつ病の場合、すぐに退職しなくても休職して今の環境と離れてみることも重要です。
「休職したら次の転職活動でバレるのでは?」と不安になる方もいると思いますが、基本的に転職活動中は自己申告しない限りはバレるリスクは低いです。
また退職した場合でも就労移行支援という福祉サービスがあります。
就労移行支援は障害を持つ方が一般就労を目指すための施設で、うつ病をはじめとする精神障害を持つ方も多く、ご自身のペースで社会復帰を目指すことができます。
就労移行支援について詳しく知りたい方は記事を参考にしてみてください。
ランキング | 事業所名 | 口コミ・特徴 | 交通費支援 | 昼食支援 | 累計就職者数 | 年間就職者数 | 1事業所当たりの 年間就職者数 | 就職率 | 定着率 | 事業所数 | 対象障害種別 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | ココルポート | 口コミ・特徴を見る | 毎月上限 1万円まで支給 | あり | 4,003名 | 709名 | 10.2名 ※非公開のため概算 | 非公開 | 90% | 74ヶ所 | 精神・発達・身体・知的・難病 |
2位 | LITALICOワークス | 口コミ・特徴を見る | なし | なし | 13,000名以上 | 1,930名 | ※非公開のため概算 | 13.7名非公開 | 88% | 140ヶ所 | 精神・発達・身体・知的・難病 |
3位 | ミラトレ | 口コミ・特徴を見る | なし | なし | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 86% | 95% | 15ヶ所 | 精神・知的・身体・他 |
4位 | atGPジョブトレ | 口コミ・特徴を見る | なし | なし | 非公開 | 288名 ※非公開のため概算 | 24名 | ※事務職のみ | 94.5%91.4% | 12ヶ所 | 精神・発達・身体・難病 |
次が決まっていない状態で仕事を辞めるメリット・デメリット
次の転職先が決まっていないまま仕事を辞めることは、メリット・デメリットがあります。
それぞれ紹介するので、自分はどちらが良いかを考えてみましょう。
次が決まっていない状態で仕事を辞めるメリット
次が決まっていない状態で仕事を辞める大きなメリットは、転職活動に専念できるという点です。
先ほど挙げた今すぐ今の仕事を辞めるべき理由にもある通り、ハラスメント問題や過重労働は精神的・肉体的なストレスが大きいです。
そのため転職活動に専念する余裕も無くなってしまいます。
次が決まっていなくても、仕事を辞めた方が前向きな気持ちで転職活動ができるため、思い切って退職することも手段だと考えられます。
次が決まっていない状態で仕事を辞めるデメリット
次が決まっていない状態で仕事を辞めることの大きなデメリットとしては、生活費などの金銭面への影響です。
仕事が決まるまで貯金を崩して生活していかなければならないので、金銭的な負担は大きく、精神的にもすり減ってしまう可能性が高いです。
そこで失業給付金などの準備をしっかり行うことで、生活に余裕が生まれるので、次に詳しく紹介します。
次が決まってないけど仕事を辞めるときは失業給付金の準備が必須
次の職場を決めずに仕事を辞める場合は、失業給付金の準備が必須です。
失業給付金は次の転職先が決まるまで、失業手当としてまとまったお金が手元に入ることが大きなメリットです。
しかし失業給付金は事前準備が欠かせず、手続きも複雑な点がデメリットでしょう。
最悪の場合、正しい手続きをしないと百万円近く損をしてしまう人もいます。
筆者自身も「失業給付金の申請をしていたらなぁ‥」と後悔をしてしまった経験があります。
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次を決めてから退職した方が良いケースも紹介
基本的には緊急性が無い場合は次の職場を決めてから転職する人が多いでしょう。
特に以下の理由が原因で退職を検討している方は、一度踏みとどまってみてほしいです。
- 給与の低さが理由の場合
- 今の会社の待遇が整っている場合
- ハラスメントではない人間関係が理由の場合
次を決めてから退職した方が良いケース①
給与の低さが理由の場合
給与の低さが理由で転職を検討している方は、すぐに退職することはおすすめできません。
なぜならば給与は「スキル」「本人の状況」「勤続年数」「会社の業績」など様々な要因を基に算出されています。
しかしあなたが望む給与額を転職で必ず実現できるとは限りません。
例えばあなたの持つスキルが、他社では評価されにくいものかもしれないからです。
給与の低さが退職の大きな要因の場合は、納得できる給与がもらえる次の転職先を決めてからでも遅くないでしょう。
次を決めてから退職した方が良いケース②
今の会社の待遇が整っている場合
「今の給与に満足している」「福利厚生が充実している」という方は、すぐに退職する必要は低いでしょう。
業務内容以外の部分は、求人票だけでは分からないことも多く
入社したらイメージと異なった
前の会社より待遇が悪い求人ばかり・・・
と後悔する転職になりかねません。
少なからず今の会社の待遇と比較して、遜色ない職場を見極めるには時間が掛かる可能性が高いです。
転職活動を通して他社と比較してみた結果、あなたの今の職場の良さに気が付けるかもしれないので、急いで退職する必要はないでしょう。
次を決めてから退職した方が良いケース③
ハラスメントではない人間関係が理由の場合
セクハラやパワハラといった、耐え難い人間関係が原因でない場合の人間関係は、一定数許容しなければなりません。
例えば「上司と意見が合わない」「お局の話を聞くのがめんどくさい」など、どの職場でも起こり得そうな理由は多少の忍耐力は必要ではないでしょうか。
どの職場でも、少なからず嫌な人は一人二人はいるものです。
さらに、いざ転職したとしても、また新たな問題を抱えるということもあります。
ですのですぐに退職する決断をするより、あなたと合う雰囲気の職場や人間関係を構築できそうな職場をゆっくり探す方が後悔が少ないと考えられます。
働きながら転職活動をするコツ
働きながら転職活動をするコツとして、転職エージェントを活用することをおすすめします。
重要な点として、転職エージェントから応募をする必要はありません。
なぜならば筆者も転職エージェントを多数紹介していますが、必ずしも転職エージェントが紹介してくれる求人が良いとは言い切れません。
ではなぜ転職エージェントを活用した方が良いかというと、面接対策や応募書類の添削、自己分析のサポートを無料で行ってくれるからです。
転職エージェントは内定を獲得するためのノウハウを持っているので、上手に利用する程度の考えで登録してみましょう。
その中で気になる求人があれば応募すれば良いですし、求人を探す手間も省けるので、就業中の方は転職エージェントの利用がおすすめです。
なかなか次が決まらない‥内定を獲得するコツ
もしすでにあなたが転職活動をしていて、なかなか次が決まらない・・・と悩んでいる場合、面接のテクニックが不足している可能性が高いです。
面接という60分程度の限られた時間だけで、あなたの魅力を十分に伝えることは非常に難しいでしょう。
逆に面接のテクニックがあれば、実際のスキルや経験が劣っていても何社も内定獲得している方も。
まずは模擬面接や企業ごとの面接対策をしている転職エージェントのサポートを利用して、面接に場慣れしてみてはいかがでしょうか。
次の仕事で何がしたいか分からない人はどうする?
次の仕事で何がしたいか分からないという人も一定数います。
何がしたいかというよりも「自分に合っている事はなんなのだろう」「本当の理想はなんだろう」と不安に思う気持ちの方が大きいかもしれません。
少し立ち止まって本当の理想を見つけたい人はキャリアコーチングを利用してみることもおすすめです。
まとめ│基本は次を決めて転職だけど状況による!
今回は次を決めずに転職するべきかどうかについて解説しました。
基本は次の転職先を決めてから、仕事を辞めた方が転職活動においても有利です。
しかしパワハラやセクハラなどの深刻な人間関係の問題や過重労働など、精神的・肉体的な負担が大きい場合は、退職してから転職活動をした方が結果として良い方向に進むでしょう。
また体から危険サインが出ている場合はうつ病の可能性もあるので、休職も検討してみてください。
もし転職先を決める前に退職する場合は、失業給付金を受け取る準備は必須です。
私自身も200万円以上の給付金をドブに捨ててしまった失敗があるので、無料診断だけでも受けてみてください。
最後にキャリアに悩む方はたくさんいます。
しかし本当の自分の理想を真剣に考える機会ってそうそうないはず。
そこでキャリアコーチングを受けてみることで、理想への解像度が上がるので無料体験に参加してみることをおすすめします。
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