うつ病は転職で不利?ばれる?退職理由の例文も紹介します!

うつ病は転職で不利?バレる?退職理由は?

職場のストレスやプライベートでの不安など、現代ではうつ病に罹ってしまい、なかなか仕事が思うようにいかない方もいらっしゃいます。

うつ病や躁うつを含む感情障害は平成29年度の調査では外来患者で124万人に上り、年々増加傾向にあります厚生労働省調べ

そこで今回は社会復帰を目指す方や、新しい環境で再スタートをしたい方にとってはうつ病がどのように転職活動に影響するかを解説し、転職・再就職成功に向けたヒントを紹介していきます。

この記事のまとめ
  • うつ病歴は転職するとき不利になる
    病状の再発・悪化や早期退職のリスクを考える採用担当が多い
  • 転職活動中にうつ病歴がバレることはほぼ無い
    ただし入社後には休職歴や傷病手当金の受給がバレることはある
  • 障がい者雇用や就労移行支援も検討してみる
    自分に合った働き方や転職活動をしよう

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目次

うつ病は転職で不利に働く?

まず大前提として転職活動において、うつ病になったという既往歴や現在うつ病の治療中であることを開示する義務はありません。

そしてうつ病と伝えることにより、残念ながら選考で不利になるケースはあります

理由としては、再発の可能性があったり、ストレスを感じやすい方なのではという印象がついてしまい早期退職のリスク採用担当者が感じてしまうからです。

せっかく採用するのであれば長く続けてほしいと思うのが採用担当者です。

うつ病を隠したくない場合は?

前述した通り、年々うつ病の患者は増えてきており、企業でもメンタルヘルスケアへの理解が徐々に高まってきているため、求職者のスキルや経験によっては受け入れ貰える可能性もあります。

また前職でのパワハラなどのうつ病となった原因がはっきりわかっているなど、すでに寛解状態にある場合はその旨を伝えることで可能性が広がります。

うつ病を伝えるメリットはある?

選考中にうつ病について伝えることのメリットとしては、再発の可能性がある方や治療しながら転職活動を行っている方の場合、うつ病治療のための通院や体調不良による休みなどの理解がされるケースもあります。

うつ病ということを伝えずに選考が進み、いざ入社となってから通院や体調不良による休みが増えてしまうと、理解してもらえない可能性もあり、どんどん居づらくなってしまいます。

まずは第一にご自身の体調や主治医と相談し、転職活動や就業が出来る状態なのかを検討してみましょう。

不安定なままだと転職活動自体が上手くいかず余計気落ちしてしまいます。まずは心と体をしっかり休めてくださいね。

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うつ病は転職活動の選考中にばれて不利になる?

もしうつ病の既往歴や心療内科へ通院歴を転職活動時に伝えない場合、求人企業にばれることはあるのでしょうか?

結論からお伝えすると休職期間がある人や傷病手当金を受け取った人転職後にばれる可能性はありますが、ほとんどのケースでは転職の選考中にうつ病による退職や休職、通院歴はばれません。

以下で詳しく解説します。

①休職期間がある人の場合

うつ病となった際に勤めていた会社で、就業期間中に長期で休職期間がある方は選考中に伝えていた年収より、源泉徴収票の支給額が少ないことで、休職期間があることが発覚するケースがあります。

しかし、源泉徴収票を提出するのは内定が決まったときや入社手続きの段階でのことです。

また源泉徴収票から休職期間があると発覚した場合でも、休職理由までは分からないので直接的にうつ病ということがバレることはありません。

なのでもしうつ病と伝えずに転職活動時を行ったとしても、選考中にバレることはないと考えます。

特殊な例ですが過去に退職者の転職先から電話があり、退職理由を聞かれたこともありましたが、個人情報保護のため答えれないと伝えたことがあります。リテラシーがあれば伝わることはありません

また休職期間があることで、前年の所得が下がり、住民税の支払いが少ない場合も選考中にバレることはありませんし、具体的な求職理由は分かりません。

あくまで収入に紐づいた情報しか分かりませんので安心してください。

②傷病手当金を受け取った人の場合

もし仮に転職先で再度うつ病になってしまい、傷病手当金を申請する場合は、前回も傷病手当金を受け取っているとうつ病と発覚する可能性があります。

そもそも傷病手当金とは同じ原因の傷病について、支給を開始した日から通算して1年6ヵ月間が受給期間となっています。

しかし、これも転職後に「実は‥」と発覚するケースで選考中にうつ病とバレることはありません。

もちろん再発しないような働き方をすることが一番大事です。

うつ病で退職した場合の退職理由は?

転職活動時、必ず聞かれる質問として前職の退職理由です。

退職理由は過去の仕事について聞くだけではなく、応募した求人企業との親和性があるのかを図る質問でもあります。

結論から言うと、うつ病が理由で退職したという事実は伝えてしまうと選考で不利になってしまう可能性が高いため、なぜうつ病になったという点に着目して退職理由を答えられるようにしましょう。

噓をつくことと、あえて言わないことでは大きく違います。少しでも前向きな理由を考えてみましょう。

ケース別で退職理由の例を紹介していきます。

①上司のパワハラなど対人関係でうつ病になり退職したケース

パワハラや対人関係というワードはなるべく退職理由で伝えるべきではありません。

どうしても人によって感じ方は異なってきてしまうため、あなたの苦しみを面接という短い時間で理解するよりも「うちでもすぐ辞めちゃうかな?」という印象の方が強くなってしまいます。

少しでも前向きに伝えられるよう、あなたが問題解決に向けて行った努力などを入れると好印象な退職理由になります。

対人関係の退職理由

前職では営業目標を常に掲げ、達成のために新規アポイント獲得や既存顧客のフォローを行っていました。その中で新規獲得重視の営業スタイルを求められることが多く、何度か上司との面談も行いましたが、方向性に違和感を感じ、より顧客との関係を大切にする環境で働きたいと思い退職を決意しました。

②責任や目標が大きくうつ病になり退職したケース

責任や目標が大きすぎた場合は、あなたがどれだけ努力をしてきたかをアピールすれば良いです。

実際に目標を達成できたかよりも、そのための行動や過程を実際の数字を使い、客観的に納得のいくような退職理由にしましょう。

責任目標が大きかった場合の退職理由

前職のアパレル販売員では入社1年目で前年比120%の売上を達成しました。そのために他店の先輩へアドバイスを聞きに行き、店舗のレイアウトにも力を入れ目標達成することができました。年末年始の繁忙期には過去最高の売上を達成し、その中で大きな目標に向け計画を立て行動することにやりがいを感じました。しかしアパレルという店舗運営よりもっと大きな事業に挑戦し、この経験を新しい環境で活かしたいと考え退職しました。

③労働時間や業務量によりうつ病になり退職したケース

労働時間や業務量が理由の場合も、あなたがどれだけ努力をしてきたかをアピールすれば良いです。

残業や休日出勤が嫌という後ろ向きな言い方ではなく、より良いワークライフバランスの取れる環境で働きたいという前向きな表現に言い換えましょう。

労働時間・業務量による退職理由

前職は工場で機械オペレーターを行っていましたが残業が多かったため、機械のパーツを変更したり、作業スペースの改善をして少しずつ業務の効率化を図ることができました。創意工夫をすることが好きなので、仕事にやりがいを感じていましたが、日勤と夜勤の2交代勤務のため、ワークライフバランスのとれる日勤の仕事に就きたいと思い退職を決意しました。

誰でも退職理由は前向きな言い回しに変換するのが難しいものです…。就労移行支援やエージェントに一緒に考えてもらうことも良いかもしれません。

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うつ病から転職を成功させるには?

うつ病から転職を成功させるためのヒントを紹介します。

  • しっかり療養してから転職活動に臨む
  • 就労移行支援サービスを利用する
  • うつ病でも働きやすい職場を探す
  • 障害者雇用の仕事を探す

うつ病から転職を成功させる方法①
しっかり療養してから転職活動に臨む

転職活動はどんな人にとっても精神的につらいものです。

仕事が決まらない不安だけでなく、金銭的な不安や家族からのプレッシャーなど途中で投げ出してしまう人もたくさんいらっしゃいます。

なのでまずはしっかり療養してから、ご自身だけでなく主治医の方や身近な方と相談した上で転職活動に臨みましょう。

うつ病から転職を成功させる方法②
就労移行支援サービスを利用する

うつ症状のため休職中の方や、退職している方で、また新しい環境で再出発したいと思う方でも、仕事やプライベートでの不安やストレスから、また転職をしてしまうのではないか、生活リズムが安定しないのではないかと不安になる気持ちもありますよね。

そんな方のために、うつ症状専門の就労移行支援を行っている事業所があります。

うつ症状に悩む方の転職や社会復帰のためのサポートが受けられ、病気と向き合い安定して働きたい方が通所されています。

自己理解を深め、うつ病に自己対処できるようになることを目指すプログラムが組まれているので、すぐに転職活動はハードルが高い方にも、少しずつ体力面や精神面で慣れていけるのでおすすめです。

うつ病から転職を成功させる方法③
うつ病でも働きやすい職場を探す

例えば
・飛び込み営業が合わなかった
・職人が多い現場仕事が合わなかった

などうつ病になったきっかけが職種による場合はキャリアチェンジをしてみてはいかがでしょうか。

同様に
・金融業界が合わない
・不動産業界が合わない

など業界ごとに雰囲気のようなものもありますので、別の業界にチャレンジしてみるのも一つです。

人によってストレスの感じ方や得意不得意はさまざまで、あなたに合う仕事がきっと見つかるはずです。

すぐに正社員として転職活動する以外にも、派遣社員やアルバイト、在宅ワークから慣らしていくという方法もあります

しかし前述した通り、転職活動自体がうつ病かどうかを問わず、精神的なストレスを感じることです。

「金銭的に厳しいから働かなきゃ…」と追い込んでしまうと、余計悪化してしまうケースがあるため、まずは生活リズムを整えて働く準備をしたり、薬や自分の症状と向き合う時間が必要かもしれません。

そのような場合は就労移行支援サービスを利用することで、体と心の安定を図り、転職活動に移っていく方法が急がば回れかもしれません。

うつ病から転職を成功させる方法④
障害者雇用の仕事を探す

障害者雇用とは障害者の雇用の促進等に関する法律(障害者雇用促進法)によって定められており、従業員の一定割合以上の障害者を雇用することが義務づけられています。

うつ病の方が障害者雇用を受けるためには精神障害者保健福祉手帳が必要になり、精神障害者保健福祉手帳はうつ病と診断されてから6か月以上経過後に申請できます。

精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準は以下のように分けられます。

1級:精神障害であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
2級:精神障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの
3級:精神障害であって、日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの

引用:厚生労働省「精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について」

交付まで1ヶ月~4か月程度掛かるので、障害者雇用を検討される方は早めに申請しておくと良いでしょう。

障がい者雇用の求人を扱う転職エージェントのdodaチャレンジでは、うつ病の方の就労実績もあります。

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まとめ│うつ病から再スタートできる!

今回はうつ病から転職は不利なのか、バレるのかなどを解説してきました。

転職活動の選考中にはうつ病による退職や通院している旨は伝える義務はありません

もし採用担当者にうつ病について伝えてしまうと採用が不利になってしまう可能性もありますが、うつ病の方を専門的にサポートする就労移行支援や、障害者雇用などうつ病を隠さずに転職活動できる方法もあります。

あなたに合った方法で、またうつ病が再発せずに長く働ける環境を探していけるよう少しでも参考になれば幸いです。

またおすすめの就労移行支援サービスのランキングも紹介しているので、良ければ参考にしてみてください。

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