【例文あり】転職活動の面接時に自己紹介は何を言うべき?

例文あり!転職活動の面接時に自己紹介は何を言うべき??

転職活動の際、面接時に「自己紹介をお願いします」と言われてから、すぐに回答できますか?

自己紹介は簡単だと思う方が多く、対策を後回しにしてしまいがちですが、実は自己紹介が上手くいかないと、それ以降の質疑応答にも悪影響になってしまいます。

反対にスムーズに自己紹介ができることで、面接官に好印象を与え、転職活動が上手くいきやすくなります

今回は転職時活動の面接時に自己紹介は何を言うべきかやパターン別の例文、好印象を与えるポイントを紹介します。

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目次

面接時の自己紹介で何を言うべきか

自己紹介で伝えるべき要素とその流れを解説します。

氏名・挨拶

まずは氏名を名乗り、面接の機会を設けてもらったことにたいする感謝の意を伝えます。

簡単な職務経歴

これまでの職務経歴を簡単に伝えます。

最終学歴から新卒入社した企業とそれ以降の転職した企業について、企業名・所属部署・担当業務をそれぞれ話します。

現職・前職について

最後に伝えた現職・前職については少し多めに話しましょう。

現在(離職していれば前職)ではどんな業務をやっていてどんな結果を出しているのかを入れても良いです。

自分の強み・アピールポイント

今受けている面接の企業において活躍できる要因になりそうな実績や成果を伝えましょう。

具体的な数字があれば尚よいですが、難しければパーソナリティなどでも良いです。

志望動機・締めの挨拶

志望動機は別で聞かれるケースもありますが、ここでは前述した「強みを活かしたい、だから応募した」という流れがきれいです。

また締めの言葉は「本日はどうぞよろしくお願いいたします。」で大丈夫です。

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【応募パターン別】面接で好印象を与える自己紹介の例文

上記の内容を踏まえて、応募パターン別で自己紹介の例文を作成したので紹介します。

①職種未経験者の自己紹介例文

〇〇と申します。本日は貴重なお時間を頂戴しありがとうございます。
2014年に●●大学を卒業後、株式会社◎◎に入社してから5年間、販売の現場で顧客との信頼関係を築いてまいりました。その中でお客様とのコミュニケーションや問題解決能力を磨くことができ、全国の販売員の中で年間最優秀賞を受賞しました。
営業未経験ではありますが、販売の経験から培った人間関係構築のスキルや誠実な対応を活かし、新たな分野での挑戦に意欲を持っております。私は常に新たなチャレンジに前向きに取り組む姿勢を持っておりますので、皆様と共に成長し、企業の発展に貢献したいと思い志望しました。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

営業経験は無くても、営業に必要な顧客との信頼関係やコミュニケーション能力というスキルを強みにできているので「活躍してくれそうな人だな」という好印象を与えられます。

②事務応募者の自己紹介例文

〇〇と申します。本日は貴重なお時間を頂戴しありがとうございます。
2014年に●●大学を卒業後、株式会社◎◎に入社し、営業事務として3年間勤務しました。営業の方のサポートとして見積や資料の作成では不備が無いよう努めるだけでなく、提案資料が1パターンしかなかったのでバリエーションを増やすなど企画提案をし、デザインから印刷会社選定までチームリーダーとして行いました。
ミスのない業務遂行だけでなく、積極的に改善提案をする点が強みであると考え、これまでの経験が御社の組織強化に貢献できるのではと思い応募いたしました。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

事務はミスがないのが当たり前という前提で、プラスアルファの強みが武器になります。ルーチンワークだけでなく、積極的な姿勢が好印象を与えられます。

③エンジニア応募者の自己紹介例文

〇〇と申します。本日は貴重なお時間を頂戴しありがとうございます。
2014年に●●大学を卒業後、株式会社◎◎に入社し、3年間フロントエンジニアとして自社WebサービスのUI・UXの改善を行っております。フロントエンジニアとしての経験を積む中で、リーダーも担いメンバーのモチベーション管理や、新入社員の研修にも携わりマネジメントや教育にも興味を持ちました。
今後はこれまでのマネジメント経験を活かしつつ、エンジニアとして御社のプロジェクトのリーダーとしてメンバーをまとめていきたいと考えております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

エンジニアは技術面だけでなく、パーソナリティの部分も重要視されます。チームをまとめたり、新しい領域に関わりたいという前向きな姿勢が好印象を与えます。

④営業職応募者の自己紹介例文

〇〇と申します。本日は貴重なお時間を頂戴しありがとうございます。
2014年に●●大学を卒業後、株式会社◎◎に入社し、個人営業を2年間行いました。その後現在の広告代理店の株式会社△△へ転職し、新規顧客の開拓と既存顧客のルート営業を行っています。
現在はWeb広告が主流になり、まだ利用したことがない顧客に対しては実際の掲載案をデザインしたものを見てもらい、イメージを具現化することで担当する新規顧客が昨年より20%増えました。
新規顧客獲得のための施策や、リレーション構築に注力し、御社のサービス認知向上に努めたいと考えております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

売上を獲得するためにどんなことを行ったのかという施策面が伝えられると営業職は好印象を与えることができます。またコミュニケーション能力はマストなので話す態度で伝えればOKです。

そもそも面接時の自己紹介の役割とは?

実は求人企業側にとって、面接時の自己紹介は大きな役割を持ちます。

ほとんどの場合自己紹介が面接の冒頭で行われるため、ここでスムーズに自己紹介が出来ていないと「採用が厳しいな…」と第一印象で思ってしまう面接官もいます。

そこで1つずつ自己紹介の役割について深堀していきましょう。

①応募者の経歴を把握する

まずは応募者の経歴を簡単に把握するためです。

履歴書や職務経歴書、転職サイトの経歴などの事前に情報が分かるものもありますが、残念ながらそもそも面接官全員が内容を事細かにみているわけではありません。

また書類に記載されている内容に整合性が取れているかという点も確認できるため、面接の冒頭で自己紹介を行います。

②応募者への質問の基盤にする

面接の最初に自己紹介を行うケースが多く、それ以降の質問の基盤になるからです。

例えば自己紹介で「前職の営業では前年比120%の成績でした」という内容があれば、前職について質問するフェーズで「先ほど仰られた前年比120%を達成するにあたりどんなことを意識しましたか?」など深堀りできる質問の基盤になるからです。

面接官も自己紹介から話題を作ることが多いです。

また反対に先ほどの自己紹介があったにも関わらず、違う数字が職務経歴書に記載されていた場合や退職理由に違和感を感じる場合があれば整合性が取れていないと判断できる材料になります。

書類に書いてあることだけで判断するのであれば面接は必要ありません。

自己紹介や経歴についての質問をし、その内容を深掘りしたり、整合性が取れているかを判断するために面接を行うのです。

③物事を要約する力を見極める

自己紹介の多くは1分や3分など限られた時間で伝えることが要求されます。

なぜかというと、実際のビジネスシーンでも正しい情報を的確に伝え、余分な情報を省き、要約できるかが必要だからです。

例えば下記の2つの自己紹介を比較してみてみましょう。

良い自己紹介の例

2014年に●●大学を卒業後、株式会社◎◎に入社し、人材開発部へ配属されました。採用担当として年間1,000名以上の求職者を面接し、求人原稿の制作やWebサイトへの掲載を行いました。その後、株式会社○○へ入社し、マーケティング室へ配属されました。そこでは広告出稿の管理やTVCM制作のディレクションを行っており、前職の経験から採用担当も行っておりました。

悪い自己紹介の例

私は愛知県の●●大学を2014年に卒業後、同じ愛知県の株式会社◎◎に入社し、東海エリアの採用担当として1,000名以上の求職者を面接しました。現在の夫の転勤で東京都に引っ越すことになり1年半勤め退職しました。その後東京都に本社を置き全国展開を行う株式会社○○へ入社しました。そこではマーケティング室に配属されましたが、キャンペーンの企画や商品の発送、タレントを起用したTVCMの制作に関するディレクション、Web広告の出稿管理、人事のサポートとして採用担当を行っていました。

このように悪い例では「愛知県の会社」や「現在の夫の転勤で」など無くても問題ない内容を省くことで、半分近い文字数に収まっています。

経歴は履歴書や職務経歴書に大まかな内容が書いてあるので、短く簡潔に話すことで、この後に伝えたい自分の強みに充てる時間が多くなります

また1文を短く区切ることで自分自身が話しやすいですし、聞き手側にも情報を整理する時間ができます。

④表情や姿勢を見極める

自己紹介の際、話すことに集中しすぎて顔が暗くなったり、固くなりすぎていませんか?

自己紹介はアイスブレイクの観点もあり、あまり緊張感が漂い過ぎると好印象にはなりませんので、笑顔ではきはき喋ることはもちろんですが、肩の力を抜いて身振り手振りがあっても良いかもしれません。

いきなりそのように緊張せず自己紹介をすることは難しいので、事前に誰かに自己紹介の練習をしてみましょう

「家族や友人に自己紹介をするのは気恥ずかしい…」という方は転職エージェントの模擬面接や面接対策を利用すると良いでしょう。

転職エージェントは無料で利用でき、あなたの自己紹介を一緒に考えてくれたり、履歴書や職務経歴書の添削も行ってくれる転職の強い味方なので、「自己紹介の練習に付き合ってほしい」という方は無料面談に参加してみてはいかがでしょうか?

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面接官に好印象を与える自己紹介のポイント

  • まずは笑顔で挨拶
  • 面接官の目を見て話す
  • 大きな声でハキハキと
  • 自己紹介は1分程度に収める

自己紹介の内容だけでなく、さらに好印象を与えるために必要なポイントを紹介します。

①まずは笑顔で挨拶

緊張していても笑顔を忘れずに!

良い第一印象は笑顔で挨拶することですが、急に笑顔をつくるとひきつってしまうかもしれないので、面接前に少し顔のストレッチをしたり話す練習をしておきましょう。

②面接官の目を見て話す

目線が下がってしまうと暗い表情と思われますので、目を見るのが恥ずかしい方は、面接官の鼻先を見てみましょう。

また面接官が二人以上いる際は、適度の交互に目線を合わせながら話すことを心掛けましょう。

③大きな声でハキハキと

緊張してしまうほど声が出にくくなりますが、一度大きな声を出すと意外と緊張も薄れてきます

カラオケも最初声が出にくいですが、歌っていくうちに喉が温まってくるのと同じなので、面接前に誰かと話すのもよいかもしれません。

④自己紹介は1分程度に収める

自己紹介は大体1分程度に収めた方が良いでしょう。

文字にすると250~300文字程度が1分に収まると思いますが、ご自身が事前に読んでスピード感を確認したほうが良いです。

また1分にまとめるために自己紹介の内容を考えたり、緊張すると早くなってしまうので、家族や転職エージェントなどを利用し模擬面接でトレーニングしておくと良いでしょう。

まとめ

転職活動の面接時で使える自己紹介のテクニックや例文を紹介しました。

まずはご自身の経験やスキルを棚卸し、完結に要約することから始めてみましょう。

緊張しやすい方やなかなか自己紹介が上手くまとまらない方は、転職エージェントの面接対策や模擬面接に参加することで、プロの意見を参考にし、事前に練習することができます。

「どんな転職エージェントが自分に合うか分からない」という方向けに、ぴったりの転職エージェントを無料で紹介してくれるサービスについても記事を書いていますので、宜しければ参考にしてみてください。

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