就労移行支援が辛い・合わない・辞めたい…退所方法や就職方法を解説します

就労移行支援が辛い・合わない・辞めたい…退所方法や就職方法を解説します

就労移行支援に通われている方の中には「辛い」「合わない」「辞めたい」と思う方もいると思います。

しかし「どうやって辞めればいいか分からない」「就労移行支援を辞めても就職したい!」と思う方には、どんな解決方法があるのでしょうか。

今回は就労移行支援を辞めたいと考えている方に向けて、退所方法やその後の就職方法を紹介します。

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ランキング事業所名口コミ特徴交通費支援昼食支援累計就職者数年間就職者数1事業所当たりの
年間就職者数
就職率定着率事業所数対象障害種別
1位
口コミ・特徴を見る毎月上限
1万円まで支給
あり4,003名709名10.2名
※非公開のため概算
非公開90%74ヶ所精神・発達・身体・知的・難病
2位litalicoワークスロゴ
口コミ・特徴を見るなしなし13,000名以上1,930名13.7名
※非公開のため概算
非公開88%140ヶ所精神・発達・身体・知的・難病
3位ミラトレロゴ
口コミ・特徴を見るなしなし非公開非公開非公開86%95%15ヶ所精神・知的・身体・他
4位
口コミ・特徴を見るなしなし非公開288名
※非公開のため概算
24名94.5%
※事務職のみ
91.4%12ヶ所神・発達・身体・難病
就労移行支援事業所の比較ランキング
目次

就労移行支援の退所方法

就労移行支援を利用していて、退所したいと考えたときにはどうしたらよいのでしょうか?

そんな時のために就労移行支援の事業所の退所の手続きについて解説します。

就労移行支援事業所の退所手続き

通所している就労移行支援事業所の担当支援員やスタッフに、退所の意向を伝えましょう。

基本的には書類を用意してくれるので、指示された通りに記入や押印をします。

印鑑や面談が必要なケースもあるので事前に相談した方が良いでしょう。

就労移行支援を辞めさせてくれない時はどうすればいい?

悪質な就労移行支援事業所では、退所させてくれないケースもあります。

そもそも就労移行支援とは、一般企業で働きたい障害を持っている方を対象とする、障害者総合支援法に定められた福祉サービスです。

法律で定められた福祉サービスなので、就労移行支援事業所はほとんどが自治体からの補助金で運営しており、補助金目的でなかなか辞めさせてくれないケースがあります。

そういった場合には、お住まいの自治体の障害福祉課に相談してみることをおすすめします。

就労移行支援を辞める際の注意点

就労移行支援を辞める前に注意していただきたい点を紹介します。

就労移行支援を辞める際の注意点
  • 就労移行支援の利用には期間制限がある
  • 就労移行支援を辞めた後のプランを考えておく

就労移行支援の利用には期間制限がある

就労移行支援は原則2年間しか利用できません。

例えば1年間利用したけど、その就労移行支援事業所が合わず退所してしまった場合、その後に再度1年間利用することが可能です。

つまり原則2年間とは「その人の人生の内で」ということです。

人によっては「就労移行支援を通じて就職できたけど、体調が悪くなったので退職してしまった」という方が再度利用することもあります。

利用期間に制限があるため、一度退所してしまうと、もし再度就労移行支援を利用しようと思った場合、残りの期間しか通所することができません。

限られた期間の中で働くためのスキルを身に着けるためには、良い就労移行支援事業所を選ぶことが重要であると言えます。

就労移行支援を辞めた後のプランを考えておく

就労移行支援事業所を退所する場合、その後どういったプランで働いたり生活していくかを考えておくことは重要です。

いざ就労移行支援を辞めてから、なかなか就業できずに悩んでしまう方もいます。

「やっぱり辞めなきゃ良かった」「また通うのは気まずいな」と思ってしまうこともあるので、なぜ辞めたいのかという理由を明確にして、次のプランを考えましょう。

次からは就労移行支援を辞めた後の選択肢について紹介します。

就労移行支援を辞めてからはどうする?

では就労移行支援を辞めたい理由別に、その後の選択肢を紹介します。

主な就労移行支援を辞めたい理由
  • 就労移行支援のスタッフと合わない
  • 就労移行支援自体が合わない・辛い
  • 自分で就職活動がしたい

主な就労移行支援を辞めたい理由①
就労移行支援のスタッフと合わない

もし今あなたが通所している事業所のスタッフと合わない場合は、他社が運営する就労移行支援事業所へ移ることが可能です。

いくら就労移行支援といえども「人と人」が関わる以上、相性がありますし、苦手な人もいるかもしれません。

それも一つのトレーニングと捉えられる人もいるかもしれませんが、難しい人もいると思います。

そんな時は思い切って、他の就労移行支援事業所に移りましょう。

その場合も現在通所している就労移行支援事業所のスタッフに伝えるか、自治体へ申し出ましょう。

転所する場合も就労移行支援事業所の利用期間は、通算して最大2年間です。

主な就労移行支援を辞めたい理由②
就労移行支援自体が合わない・辛い

そもそも就労移行支援サービス自体が合わない・辛いという方は、就労継続支援の利用も検討してみてはいかがでしょうか。

就労継続支援とは「障害や病気により一般就労が困難な障害者への働く場の提供」という位置づけで、賃金や工賃が発生します。

事業目的雇用契約平均月収年齢制限期間
就労移行支援一般就労を希望する障害者が
就職・転職するためのスキルを身に着ける
なし原則無し65歳未満原則2年以内
就労継続支援A型障害や病気により一般就労が
困難な障害者への働く場の提供
あり83,551円65歳以上は条件ありなし
就労継続支援B型なし17,031円なし
就労移行支援と就労継続支援A型・B型の比較表

就労移行支援は「就職・転職」をするためのスキルを身に着けるためのサービスなので、ビジネススキルや対人スキルを学びます。

しかしなかなかついていけず、就職できない方もいらっしゃるので、就労継続支援という選択肢もあることを知っておきましょう。

詳しくは下記の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。

主な就労移行支援を辞めたい理由③
自分で就職活動がしたい

就労移行支援とは障害を持つ方が一般就労を目指すためのサービスです。

しかしある程度スキルを身に着けたり、生活リズムが整った結果、通所しなくてもご自身で就職活動ができると思う方もいるかもしれません。

そういった方には、一般的な転職エージェントで障害者雇用の求人を紹介してもらったり、求人サイトで気になる求人に自己応募することも可能です。

また障害者雇用の求人を専門に扱う転職・就職エージェントの「dodaエージェント」では、障害者の転職・就職にノウハウを持つ専任のスタッフがあなたにピッタリの求人を紹介してくれるだけでなく、面接対策や書類添削もしれくれるので、気になる方はチェックしてみてください。

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就労移行支援が辛い・合わない・辞めたいと思う理由

就労移行支援を「辛い」「合わない」「辞めたい」と思う人は少なくありません。

実際にSNSやWeb上でも、そういった声が上がっていました。

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就労移行支援を辞めるか迷っている

やっぱり就労移行支援代もキツイのでやめようかと思いますが、やっぱりやめない方がいいんでしょうか。 なんとかしようとしてるけど…

X

就労移行支援の周囲の人と合わない

もう本当早く就職して就労移行支援やめたい、イライラしかしない。はじめは自分が細かすぎるのかと思ったけど、ルール無視する人本当に多すぎる

X

就労移行支援の訓練が辛い

就労移行支援の訓練も辛いと思ってしまう。甘えなんかな

X

このように就労移行支援を利用している人の中には、辞めたいと一度は考えたことがある人もいるのではないでしょうか。

実際に就労移行支援の問題点や課題点もあるため、その点を確認してみましょう。

就労移行支援の問題点や課題点

就労移行支援には以下のような問題点や課題点があると言われています。

就労移行支援の問題点や課題点
  • 利用者よりも利益を考える事業所もある
  • 障害への理解が低い・教育がされていない支援員がいる
  • 通所している他の人と合わないことがある

就労移行支援の問題点や課題点①
利用者よりも利益を考える事業所もある

就労移行支援は利用者の人数や利用日数、利用時間が増えるほど売上が上がります。

その売上のほとんどが福祉サービスの給付金のため「とにかく利用者が増えれば良い」「利用者の満足度は二の次」と考える事業所もいます。

あまりに悪質な事業所の場合は自治体や国から指導もされるため、多くは無いでしょう。

しかし就労移行支援の仕組自体が、売上のほとんどが利用者からの利用料ではなく給付金によるため、いわゆる「給付金ビジネス」というものになってしまっているが故の問題点かもしれません。

就労移行支援の問題点や課題点②
障害への理解が低い・教育がされていない支援員がいる

前述の通り、就労移行支援は給付金によって運営しています。

そのため中には支援員の教育にコストを掛けずにいる事業所もあります。

就労移行支援の評判・クチコミを調査する中で「障害に対する理解がない」「精神障害なのに理解してもらえず悪化した」というようなものが多いです。

もちろん利用者と支援員の相性もあるため、全ての就労移行支援がそうという訳ではありません。

大手就労移行支援事業所のように支援員の教育や育成に力を入れていていない場合は、トラブルになってしまうかもしれません。

就労移行支援の問題点や課題点③
通所している他の人と合わないことがある

就労移行支援の中には、事業所自体ではなく通所している他の利用者と合わないこともあります。

通所している中で感じることかもしれませんが、正直どうしようもない点かもしれません。

そういった場合は支援員の方に相談してみましょう。

中には仲間同士仲良くする事業所もありますが、就労移行支援はあくまで「就職・転職」を目的とした場です。

友達作りの場ではなく、対人関係を学ぶ程度に考えて、ストレスに感じる人とは距離を取った方が賢明でしょう。

良い就労移行支援事業所を選ぶには

就労移行支援に通う前の方や「辛い」「合わない」「辞めたい」と感じて、他の就労移行支援事業所を検討している方に向けて、良い就労移行支援の選び方を紹介します。

良い就労移行事業所の選び方
  • サポートが充実した就労移行支援事業所を選ぶ
  • 就職率の高い就労移行支援事業所を選ぶ
  • 定着率の高い就労移行支援事業所を選ぶ
  • 就労移行支援事業所へ見学・体験してみる
  • 評判やクチコミは参考程度に見る

良い就労移行事業所の選び方①
サポートが充実した就労移行支援事業所を選ぶ

就労移行支援事業所の中には交通費や昼食の支援をしている事業所があります。

基本的に就労移行支援を利用している間は、アルバイトを含め働くことができません。

そのため金銭的に余裕がない方もいると思いますし、心理的にハードルに感じた結果通所を断念してしまう方もいます。

しかし交通費や昼食の支援をしてくれる就労移行支援事業所の場合は、通所のハードルも下がるだけでなく、利用者のことを考えてくれているとも判断できます。

特に就労移行支援のココルポートは交通費や昼食の支援をしてくれて、実績も豊富な事業所なので、下記の記事も参考にしてみてください。

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良い就労移行事業所の選び方②
就職率の高い就労移行支援事業所を選ぶ

就労移行支援事業所の中には就職率(移行率)を公開している事業所もあるので、好成績の方を選ぶと良いでしょう。

atGPジョブトレのうつ症状専門コースは、事務職での就職率が94.5%と非常に高いので、事務職で働きたい方におすすめです。

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良い就労移行事業所の選び方③
定着率の高い就労移行支援事業所を選ぶ

また実際に就業してからの定着率も、質の高いサービスを受けられたかどうかの指標になるので、参考にしてみてください。

ミラトレは就職半年後の定着率が95%で、満足度も高い就労移行支援事業所です。

また就職率や定着率が公開されていない場合でも、就職実績や1事業所当たりの就職者数など参考になる数字があるかもしれません。

単に「近いから」「知名度があるから」という理由だけで選ばないように気をつけてください。

障害のある方の「働きたい」をサポート

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良い就労移行事業所の選び方④
複数の就労移行支援事業所へ見学・体験してみる

就労移行支援事業所の多くは事前に無料で見学・体験をすることができます。

実際の事業所を見学・体験することで、どんなスタッフや利用者がいるのかを感じることができます。

もし通所できる範囲に複数の就労移行支援事業所がある場合は、すべて見学・体験した方が良いでしょう。

就労移行支援事業所によって用意されているプログラムは違いますし、少ない通所日数や短時間での通所から始められる事業所もあります。

そのためあなたが興味のあるプログラムがあれば体験してみたり、体調に合わせて通所できる事業所の方が良いでしょう。

LITALICOワークスは週1日、短時間から通所できる就労移行支援事業所で、エリアも広いので参考にしてみてください。

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公式サイト:https://works.litalico.jp/

良い就労移行事業所の選び方⑤
評判やクチコミは参考程度に見る

当サイトでも評判やクチコミを紹介していますが、あくまで参考程度で見ていただきたいです。

理由としてはWeb上で紹介している評判やクチコミは、基本的に悪いことを書く人が多く、またすべてが正しいかは分かりません。

事実とは異なるかもしれない評価やクチコミを鵜呑みにして、チャレンジする機会を減らすことは勿体ないです。

まとめ

就労移行支援を「辛い」「合わない」「辞めたい」と思う方に向けて、辞め方やその後のプランについて紹介しました。

就労移行支援は障害者の働きたい気持ちをサポートする良いサービスではありますが、中には利益優先の悪徳な事業所もあります。

良い就労移行支援事業所と出会い、途中で辞めずに就職して、晴れて退所できることが一番ですよね。

なのでおすすめの就労移行支援事業所のランキングを作成したので、興味のある方は下記の記事を参考にしてみてください。

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年間就職者数
就職率定着率事業所数対象障害種別
1位
口コミ・特徴を見る毎月上限
1万円まで支給
あり4,003名709名10.2名
※非公開のため概算
非公開90%74ヶ所精神・発達・身体・知的・難病
2位litalicoワークスロゴ
口コミ・特徴を見るなしなし13,000名以上1,930名13.7名
※非公開のため概算
非公開88%140ヶ所精神・発達・身体・知的・難病
3位ミラトレロゴ
口コミ・特徴を見るなしなし非公開非公開非公開86%95%15ヶ所精神・知的・身体・他
4位
口コミ・特徴を見るなしなし非公開288名
※非公開のため概算
24名94.5%
※事務職のみ
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