主婦で個人事業主になった私がおすすめ!開業して扶養内・在宅ワークするメリットや方法

主婦で個人事業主になった私がおすすめ!開業して扶養内・在宅ワークするメリットや方法

主婦の皆様にとって家事や妊活・子育て・介護など、正社員やフルタイムとして働くことが難しい方もいると思います。

さらに正社員やフルタイムが出来ない方がパート・アルバイトで働く場合は、扶養内に収めたいですよね。

筆者も不妊治療のためフルタイムで働くことが難しいので、扶養内に収めています。

そんな方にこそ個人事業主として開業し、お家で扶養内勤務することをおすすめします。

そこで主婦で個人事業主になった筆者の体験談を踏まえ、扶養内で在宅ワークをするおすすめの方法やそのメリット・デメリットについて紹介します。

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目次

筆者が思う主婦が個人事業主として開業するメリット

筆者が実際に体験して思う、主婦が個人事業主として開業するメリットを紹介します。

主婦が個人事業主として開業するメリット
これまでの経験や特技が活かせられる

主婦の方は結婚や出産前までに培ってきた仕事での経験や、ご自身の特技を活かして、個人事業主として働くことができます。

私の場合、不妊治療のため正社員やフルタイムで働けず、近隣の求人が飲食店や接客業のパートばかりで、過去の経験を活かせませんでした。

しかし個人事業主であれば、これまでの経験や特技を活かして好きな仕事を選ぶことができます。

主婦が個人事業主として開業するメリット
働く時間や曜日を選べる

どんな働き方をするかにもよりますが、個人事業主の場合ご自身で働く時間や曜日を選ぶことができます。

パートの場合「週3日以上」「1日5時間以上」「土日は必須」というような条件が付いていることも多いです。

またシフト制の働き方の場合「前月にシフト提出」というように、イレギュラーな用事に対応できないことも多いです。

そこで個人事業主の場合は案件の納品日に合わせた稼働や、ご自身のペースでできるものも多いので、その日の予定やお子さんの突発的な体調不良などにも合わせることができます。

案件の中にはシフト制のものもあるので、選ぶ案件次第です。

主婦が個人事業主として開業するメリット
扶養内勤務など収入を調整できる

個人事業主の場合、ご自身で案件を選べるので、扶養内勤務など収入を調整することができます。

パートやアルバイトの場合も融通を利かせてくれる会社もあると思いますが、給与を計算してみたら扶養の範囲内を超えていた…なんてこともあります。

私は個人事業主になったおかげで、毎月の売上や経費から「来月はもう少し稼ごう」「年内は少し休もう」というように働き方や収入を調整することが出来ました。

主婦が個人事業主として開業するメリット
時給制ではない効率的な稼ぎ方が出来る

私の場合、不妊治療と同時に田舎に引っ越したため、条件に合うパート・アルバイトの時給が最低賃金レベルでした。

特に扶養の範囲内で働きたい人は多く、求人のニーズが高いため時給が低くなることがあります。

個人事業主は案件ベースの報酬であれば、ご自身で時間ごとの単価を上げることができるので、効率的に稼ぐことができます。

例えばバナーのデザインが1件1万円の場合、1時間で制作できたら時給換算すると10,000円、5時間かかっても2,000円になります。

もしスピードに自信がある方や、周辺のパート・アルバイトの時給に満足いかない場合は、個人事業主として案件を獲得した方が短時間で稼げる可能性が高いです。

主婦が個人事業主として開業するメリット
仕事に使った費用や家賃を経費にできる

個人事業主といえば良く挙げられるメリットとして、仕事に使った費用や家賃を経費にできるということです。

そもそもなぜ経費にすると良いのかというと、節税対策になるからです。

個人事業主にとっての税金は、「売上-経費」をした「利益」の金額に応じて課税されます。

この利益が高ければ高いほど、税金は高くなるという仕組みです。

そのため売上を上げつつ、利益を低くするには経費に多く計上した方が良いのです。

個人事業主の場合、家賃や電気代、ネット回線などの事業に使った一部を経費にすることができるので、節税対策になるということです。

もちろん経費を出したいからといって、不要な物品の購入などは無駄になるので気を付けましょう。

主婦が個人事業主として開業するメリット
確定申告や帳簿付けなど税金や会計に詳しくなる

私が個人的にメリットに感じたことは、確定申告や帳簿付けなどを通し、税金や会計に詳しくなったことです。

個人事業主として開業する場合、ほとんどの方が確定申告をする必要があります。

確定申告をするには普段から売上や経費の仕分けなど帳簿付けを行うため、最低限の知識は必要です。

実際に筆者も簿記3級やFP技能検定を受けました。

確定申告をすることで支払う税金が確定するので、必然と税金に関する知識も身に着くので、知っておいて損はないと思います。

また「会計って難しそう」という方は筆者も使用しているfreee会計という会計ソフト使えば、日々の経理や確定申告も簡単にできるので、是非使ってみてください。

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そもそも個人事業主とは?

そもそも「個人事業主」と聞いてもイメージが沸かない人もいると思いますので、詳しくお伝えするために、個人事業主と自営業・フリーランスとの違いを解説します。

個人事業主と自営業・フリーランスの違い

そもそも個人事業主とは税法上の呼び方で、開業届を出す点がポイントです。

さらに自営業は独立して事業を営む方で、会社の経営者も含まれます。

またフリーランスは会社や団体に属さない働き方を指し、開業の有無は問いません。

つまり自営業・個人事業主・経営者は「人」、フリーランスは「働き方」を指す言葉です。

自営業・フリーランス・個人事業主の違い

フリーランスに働く個人事業主や自営業の方もいるので、厳密には分かれていません。

つまりフリーランスは広い意味で使われるため、今回は開業届を出している個人事業主にフォーカスしてお話ししていきます。

実体験|主婦の私が個人事業主として開業した方法

それでは実際に主婦の私が個人事業主として開業した方法を紹介します。

主婦の私が個人事業主として開業した方法①
パートの合間にフリーランスとして案件を受注する

当時私はデザイン会社の事務としてパートで働いていました。

その合間を縫ってというクラウドソーシングサービスを通じ、求人原稿の制作をフリーランスとして案件を受注していました。

クラウドソーシングサービスとは、インターネット上で不特定多数の人に対し業務を依頼するサービスのことです。

ココナラについては下記の記事で詳しく紹介しているので、興味がある方は参考にしてみてください。

主婦の私が個人事業主として開業した方法②
安定した受注が取れてきたら開業届を出す

ココナラを通じて案件の受注が増え、単発の依頼ではなく長期的なコンサルティング契約をしたいとお声がけしてもらいました。

そういった見通しが立った段階で「個人事業主として開業しよう」と決意してから、さっそく手続きを開始します。

個人事業主として開業するためには、開業届を税務署に提出する必要があります。

しかし税務署に足を運ばなくても、freee開業を使えば無料で自宅から簡単に手続きができます。

freee開業はクラウド会計の「freee会計」でおなじみのfreee株式会社が運営するサービスです。

freee開業topページ

引用:freee開業

開業に関する知識が無くても、入力フォームに沿って情報を記入し、開業届を電子申請で提出することができます。

筆者も自宅から一歩も出ることなく開業できました!

ちなみに、freee会計は個人事業主として活動するために使いやすいクラウド会計ソフトなので、利用をおすすめします。

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主婦の私が個人事業主として開業した方法③
必要があればロゴ・WEBサイト・名刺を作る

個人事業主は「屋号」という会社名のようなものを、開業届をする際に付けることができます。

私はその屋号を使ったロゴ・WEBサイト・名刺を作成しました。

ぶっちゃけかなり自己満足でした。在宅ワークなら無くても全く問題ありません。

というのも、最初は個人で企業と直接契約をしていたので、名刺やWEBサイトがあった方が箔が付くと考えていました。

しかし、しばらくして直接契約が終了してから、ココナラやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスを中心に集客するようになってからは、特に必要無かったです。

またロゴやWEBサイト、名刺は対面型のサービスを考える場合は作成した方が良いでしょう。

私は出品者としても利用したココナラで、購入者として屋号のネーミング制作を依頼しました。

その時の体験談の記事もあるので、紹介させていただきます。

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主婦に人気の個人事業主・扶養内で在宅ワークできる職種

ここまでは主婦目線での個人事業主の魅力について紹介しました。

では実際にどんな仕事が扶養内・在宅ワークに適しているのかを職種ごとに解説します。

主婦におすすめの職種
  • WEBデザイナー
  • WEBライター
  • 事務サポート
  • オンライン秘書
  • ブログ運営
  • ITエンジニア・プログラマー
  • オンラインレッスン
  • 悩み相談

主婦におすすめの職種①
WEBデザイナー

これまでデザイナーなどの経験がある方は、WEBデザイナーとして活躍できます。

主にAdobeのillustratorやPhotoshopを使用して、デザインを制作した経験があればご自宅でも問題なく作業できるでしょう。

特にバナーやLP、チラシ、WEBサイトデザインなど、幅広い案件があります。

また受注数やスケジュールもご自身で管理しやすい職種だと思います。

主婦におすすめの職種②
WEBライター

WEBライターはネットの記事をライティングする仕事です。

特別な資格は不要なので、物事をしっかり調べたり、タイピングが速い方におすすめできます。

ただし、WEBライターはクライアントと継続で契約する人もいれば、単発で案件に応募していく人もいます。

経験が少ない人は、単発で単価も低い記事からスタートすることが多いので、最初は思うような時間単価にならない可能性もあります。

しかしある程度実績ができたり、クライアントと継続で契約すれば単価アップになりやすく、ノートパソコンでどこでも作業できるようになります。

主婦におすすめの職種③
事務サポート

これまで一般事務の経験がある方や、PC操作が苦手でなければ、オンラインでの事務サポートがおすすめです。

事務サポートは案件ごとに種類が多岐にわたり、例えばデータ入力や資料作成などです。

私がやったレアな事務サポートは、地下アイドルの営業資料作成です!

特に資格は不要ですが、事務サポートは人気の高い職種のため、実務経験やOfficeソフトの使用経験はあった方が、受注しやすいでしょう。

主婦におすすめの職種④
オンライン秘書

オンライン秘書は企業の経営者や役員の秘書をオンラインで対応します。

例えばスケジュールの管理をしたり、メール対応、出張の際ホテルや航空券の予約を行います。

基本的には秘書をする方と連絡を取ることが多いので、日中に稼働することが多いでしょう。

こちらも事務や秘書の実務経験があった方が良いですが、気遣い・心遣いができる方であれば活躍できるでしょう。

主婦におすすめの職種⑤
ブログ運営

ブログ運営はWEBライターと異なり、ご自身で記事を作成し、広告やアフィリエイトで収入を得ます。

アフィリエイトと聞くと、胡散臭いなと思う人もいるかもしれませんが、簡単に言うと広告の場所を提供するようなイメージです。

時間や場所は全く問いませんので、自由度の高い職種が良い方にはおすすめです。

A8.netは筆者も初心者のころから利用しているおすすめのアフィリエイトサイトです。

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主婦におすすめの職種⑥
ITエンジニア・プログラマー

ITエンジニアやプログラマーの経験がある方は、その経験を生かすことができます。

しかし中には稼働時間が選べない案件も多いため、その中でもバグの修正や簡単なLP制作、ワードプレスの改修など、ライトな案件であれば時間や収入をコントロールすることがきます。

主婦におすすめの職種⑦
オンラインレッスン

社会人としての経験以外にも、趣味や特技のオンラインレッスンもおすすめです。

例えばピアノやギターなどの楽器をレクチャーしたり、ファッションやインテリアのアドバイスをする人もいます。

時間や案件の量もある程度融通が利くと思いますので、何かスキルがある人にはおすすめです。

主婦におすすめの職種⑧
悩み相談

「これまで事務系の仕事をしたことが無い」「これと言ってアピールできるものがない」という方でも悩み相談というジャンルがあります。

どんな人でもできますし、聞き上手な方であれば人気がでて安定して稼ぐこともできるでしょう。

「元No.1ホストが悩み相談にのります」というようなサービスを出品している人もいました。

職種に迷ったらまずはサイトに登録してみよう!

「あまり経験がないけど大丈夫かな?」「どんな仕事が人気なの?」と迷った際には、マッチングサイトに登録してみてリサーチしてみても良いかもしれません。

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スキルを磨いてから開業したい人向けスクール

「いきなり開業は不安・・」「これといったスキルがない」という方は、スクールで専門知識を身に着けてから、開業することも選択肢の1つかもしれません。

特に今は国の補助金を活用してお得に学べる「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」という施策があります。

最大56万円の補助を受けることができるので、詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。

個人事業主が扶養内で働く際の注意点

個人事業主が扶養内で働く際に注意すべき点を解説します。

  • 扶養範囲を事前に把握しておく
  • 定期的に経費精算や売上をまとめる
  • 最初のうちは案件を受けすぎない

扶養範囲を事前に把握しておく

まず扶養範囲とはいくつかの基準があります。

主に「103万円の壁」「130万円の壁」などと言われることが多いですが、簡単に言うと所得税や社会保険を支払う必要が出てくるラインです。

年収が103万円を超えると所得税を支払う必要があるため、手取りだと目減りしてしまうことがあります。

また130万円を超える場合は、配偶者の社会保険の扶養から外れるため、健康保険・厚生年金保険の対象外となります。

その場合ご自身で国民健康保険・国民年金保険に加入する必要があり、手出しする額が増えてしまいます。

国民健康保険と国民年金保険は高額なので、私は130万円は超えないようにしています。

また「扶養控除」や会社独自の「扶養手当」など、配偶者側のメリットも年収ごとに変わるため、事前にパートナーといくらまで稼げるかを相談しておきましょう。

扶養手当は福利厚生の一種なので、金額やルールが会社ごとに異なります。

定期的に経費精算や売上をまとめる

年間どれだけ稼げるかを理解したら、その範囲を超えないために定期的に経費精算や売上をまとめましょう。

会計ソフトを使用している場合は、仕分けを入力するだけで簡単に今年の売り上げや利益が分かります。

在宅ワークの場合は、そこまで頻繁に経費や売上が発生しない人も多いので、月に1回まとめて入力する日を設ければ十分かと思います。

最初のうちは案件を受けすぎない

最初は案件を受注することにいっぱいになって、依頼があればなんでも受けてしまうと、扶養の範囲を超えてしまう可能性もあります。

また扶養の面だけでなく、家族との時間や自分の趣味などに費やせなくなってしまい「パートの方が良かった」と後悔してしまうこともあるかもしれません。

ある程度慣れてくれば、時間配分やペースを抑えられるかもしれませんので、まずは1つずつやりきることを目標にしましょう。

主婦が在宅ワークをする際の注意点

扶養の範囲内で働く際の注意点を紹介したので、次に在宅ワークをする際の注意点も紹介します。

  • 集中できる環境を用意する
  • 家族の理解を得る
  • 時間を決めて稼働する

集中できる環境を用意する

在宅ワークに憧れる方も多いと思いますが、実際今の環境で集中できますか?

例えばアパートに住んでいる方は作業スペースが確保できないこともありますし、WEBミーティングがある際にカメラへ余計な映り込みが無いかを考えましょう。

またインターネット回線が不安定な場合、作業に支障をきたす場合もあるので、PC周りの環境も整備した方が良いでしょう。

家族の理解を得る

前述したとおり、在宅で仕事をする際にはある程度作業スペースが必要です。

他にも作業のために家族に家事の手伝いをお願いすることも増えていくかもしれません。

そういったことで喧嘩にならないよう、事前に家族に理解を得ることが重要です。

お子さんがいらっしゃれば「この時間は集中したいから終わってから遊ぼう」と約束をしておいた方が良いでしょう。

時間を決めて稼働する

筆者自身も課題に感じた点として、稼働時間を予め決めておいた方が良いでしょう。

在宅ワークの場合、際限なく作業にのめりこんでしまうので、結果的に「時間単価が数百円になってしまった」なんてこともありました。

またクライアントから深夜の打ち合わせの打診があった際も断れず、主人に「夜中に打ち合わせするな」と怒られたこともあります。

もちろん外で働けない分、多少時間が掛かる案件でも良いと思う人もいるかもしれませんが、報酬に見合っているのかを考えることは大切です。

また在宅ワークだからといって、夜遅くや長時間の稼働をしていると、大事な家族との時間を疎かにしてしまう可能性もありますので、稼働する時間は決めておいた方が良いと思います。

実際に筆者が思った公開ポイントをまとめた記事もあるので参考にしてみてください。

まとめ

主婦で個人事業主として開業した私が思う、扶養内・在宅ワークをするメリットやその方法を紹介しました。

私はまずはクラウドソーシングサービスに登録して、案件を獲得することからはじめ、その後個人事業主として開業し、現在も扶養内・在宅ワークで働いています。

自分で仕事量や稼働時間を調整できる点が大きなメリットがある反面、自由度が高いため長時間作業してしまうことによる家庭への影響も注意してもらえればと思います。

また手続きや会計など自分で調べる力も必要になってくるので「会社に属していた方がいい」「教えてくれる環境がいい」という方には合わないかもしれません。

しかし相性の良いお仕事で、効率的に稼ぐことができれば自力で時間単価をあげることもできるので、度挑戦してみても良いのではと思います。

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