日本は終身雇用と言われていますが、年々転職者は増加しており、キャリアアップや働き方の改善を目的とした転職をする方がたくさんいらっしゃいます。
しかし、実際転職してみて「思っていたイメージと違う」「前の職場の方が良かったのでは?」と疑問に感じてしまうケースがあります。
今回は「転職失敗する人の特徴」について紹介し、失敗しないための秘訣などを紹介していきます。
転職後「失敗した」と後悔する人は10人に1人
令和2年に厚生労働省が行った調査によると、転職した人の内10人に1人が「転職後の勤め先における満足度」で「やや不満・不満足」という回答をしました。
引用:厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況(職業生活全体)」
また項目別にみると「賃金」の項目が最も「やや不満・不満足」の割合が高く、キャリアアップにつながらない転職をしてしまった人が多いことが分かります。
このように、働くイメージや収入のイメージを持たずに、転職後に後悔してしまうケースがあります。
ではどんな人が転職に失敗しやすいのか、その特徴を紹介していきますのでご自身に当てはまっているかチェックしてみてください。
転職失敗する人の特徴
転職失敗する人の特徴についてひとつずつ解説していきます。
転職失敗する人の特徴①
転職すればうまくいくと思っている人
今の職場環境や人間関係で上手くいかず、転職さえすればすべてうまくいくと考えている人は要注意です。
実際にはブラック企業や上司のパワハラなど、解決できない問題もありますが、自分自身に課題がある人もたくさんいらっしゃるので、後者の場合はまずは自分自身は今の環境で改善策を考え行動したのかを振り返りましょう。
ここですぐに「転職」という道に逃げてしまう人は、転職活動でも良い志望動機や退職理由が言えず、転職につまずいてしまう危険があるからです。
また転職がなかなかうまくいかず長期化してくると「内定もらえれば良い」という考えになってきてしまい、本来の転職をして達成したかった問題解決が出来ず、転職自体が目的となってしまいます。
転職はあくまで手段として捉え、一人で悩まずに家族や転職エージェントなどに相談しながら転職活動を進めていきましょう。
転職失敗する人の特徴②
キャリアプランが定まってない人
自分がどんなことを人生においてやり遂げたいか、そんな壮大なことを普段から考える人は少数派だと思います。
しかし、転職という一つの大きなイベントにおいては、少し先の未来についても考えておかなければ、なぜその会社に志望したのか、中長期的にどんな自己実現を叶えたいのかというような面接の質問に躓いてしまいます。
例えば現在は営業職で、ノルマがきついからという理由で他の職種に転職したいと考えても未経験歓迎の職種を選んだ結果条件が悪くなったり、残業が多い部署だったりする場合があります。
しかし「ノルマがきついから」という理由であれば、営業職のままノルマの緩い会社やルート営業メインの仕事というものもあるため、営業の経験を無駄にしないで転職が可能です。
このように「なぜ辞めたいのか」「いままでの経験を活かせないか」というような自問自答を繰り返していくことで、キャリアプランを立て、本当に今転職するべきかという点まで検討していきましょう。
転職失敗する人の特徴③
転職の優先順位が曖昧な人
転職活動が続いていくと、そもそもなぜ転職を考えたのかが曖昧になってしまう人が多いです。
私自身もその状態に陥った経験がありますので例として紹介します。
- 職場が昭和体質で、特に他部署の部長が男尊女卑の考え方
- 他部署の部長からフル無視されていることに嫌気が指し転職を決意
- そういった昭和体質な企業体制や男尊女卑の考え方が少ない会社で働きたいと考える
- IT系やベンチャーで同じ職種を希望して転職活動
- しかし1社目を1年半で退職し、2社目の転職となるとなかなか決まらず転職長期化。
- その結果どこでもいいから手あたり次第応募
- 内定がもらえないことで焦り派遣会社の登録
- 結果自信だけなくなり転職活動を辞める
私の場合は優先順位は「企業の体制や体質」という点でしたが、なかなか転職活動が上手くいかなくなった結果、内定を取ることが目的になってしまいました。
「受かりたい‥!」の一心で徐々に条件の悪い会社へ応募をし始めてしまい、結果的にそのまま転職活動をしていても失敗していただろうなと思います。
まずは自身の優先順位を明確にし、ブレずにそれを達成するための転職を心掛けましょう。
転職失敗する人の特徴④
自分の強みが分かってない人
「あなたの強みはなんですか?」と聞かれてすぐ答えることは難しいと思いますが、それでも面接時に聞かれることが多い質問ですよね。
強みとはこれまでの仕事での経験や、その経験を通して得たスキルです。
これまでなんとなく仕事をしてきた人にとっては、大きな経験やそこでスキルを得ることは難しいでしょう。
なので最初に伝えた”自分自身が今の環境で改善策を考え行動したのか”を振り返り、まだやれることがあるなと思うのであれば、仕事を続けて転職活動をした方が良いでしょう。
この状態で仕事を辞めてしまうと、なかなか転職活動が上手くいかず、金銭面や精神面でかなり辛い状況になってしまいます。
それでもできるだけ早く転職したい方の中で、自分自身で強みがなかなか見いだせない場合、キャリアコンサルタントが客観目線であなたの強みを見つけるサポートをしてくれますので、転職エージェントに相談してみても良いかもしれません。
転職を失敗しないためには?
ここでは転職を失敗しないための方法を3つ紹介しますが、前述した通り、ご自身で転職する準備が整った方向けにどんな方法があるのかを紹介します。
①準備ができたら転職エージェントに登録する
「転職エージェントっていい仕事紹介してくれるの?」と思う方もいると思いますが、ここで伝えたいのはあくまで登録だけすれば良いということです。
転職エージェントは人材を紹介し、入社することで報酬を得るビジネスモデルなので、応募書類の添削や模擬面接など、特に初めて転職する人にとっては役立つサービスが無料で受けられます。
もちろん、気になった仕事があれば転職エージェント経由で応募すれば、日程調整や条件交渉も行ってくれるので積極的に活用しましょう。
特に社会人経験があまりない若手の方には、サポートをしっかりしてくれる転職エージェントがおすすめなので紹介します。
若手の転職におすすめの転職エージェント①
アルバトロス転職
- 全国・全職種紹介可能
- 非公開求人を含む常時1万件以上の求人を保有
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- 経験豊富なキャリアアドバイザーが在籍
アルバトロス転職独自の魅力として、同社が運営する退職代行モームリを過去に利用された企業は紹介せず、優良企業に絞って紹介をするというものです。
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若手の転職におすすめの転職エージェント②
第二新卒エージェントneo
- 平均10時間の手厚いサポート
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第二新卒エージェントneoは一人当たり平均10時間の手厚いサポートが魅力の転職エージェントです。
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②自信がなければコーチングを受ける
「自分に自信が無いけど転職したい」「どんな自分になりたいのか不明確…」という方にオススメなのが、転職前に一度コーチングを受けることです。
コーチングとは目標達成に向け、方向性を教えるのではなく対話しながら気づきを与え、自主的な行動を促したり、モチベーションを保つためのサポートを行うことです。
コーチングを通して、なんとなく転職したいと思っていた自分が「こんなことに挑戦してみたい」と前向きな気持ちになれます。
今回は2つのおすすめサービスを紹介します。
キャリアコーチングのおすすめサービス①
キャリデリ!
- 話題のコーチングを無料で受けられる
- 素人プランナーゼロ宣言!
- 転職成功率95%という圧倒的な実績
- 人材業界を良くしたいというコンセプト
- 20代の若手に特化
キャリデリ!はコーチングを無料で受けられたうえで、自分の将来設計をしていく転職が出来るという点が大きな魅力です。
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キャリアコーチングのおすすめサービス②
RYOMEI
- 30代・40代に特化したキャリアコーチング
- 2,000人以上の社会人を分析してきたプロが悩みを解決
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RYOMEIは30代・40代のミドル世代に向けたキャリアコーチングで、転職だけでなく独立や副業などの戦略を立てるコースもあります。
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③スキル不足ならスクール×エージェントもあり!
もしあなた自身がスキル不足だと感じたり、未経験職種へ挑戦する場合はスクールに通い、そこでのキャリア支援を受けることも1つの方法です。
例えばこれまで飲食店などのサービス業で働いていた方が、事務職やエンジニアに転職するために、スクールに通いキャリアアップや働き方の改善を図る方もいらっしゃいます。
特に未経験から異業種にチャレンジしたい方におすすめの、キャリアアップを得意とするスクールやエージェントを紹介します。
キャリアアップにおすすめのスクール・エージェント①
WorX(ワークス)
- 補助金活用で最大70%キャッシュバック
- 完全オーダーメイドのキャリアプラン作成
- 専任のキャリアパートナー伴走型
- 200時間の独自カリキュラムでのスキルアップ
- 転職保証制度あり
- オンライン講義でいつでもどこでも受講可能
- 書類対策・面接対策
WorX(ワークス)ではスキル支援とキャリア支援を行っており、転職保証のあるスキルアッププログラムを用意しています。
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キャリアアップにおすすめのスクール・エージェント②
DMM WEBCAMPエンジニア転職
- 転職成功率98.8%
- 補助金で最大70%キャッシュバック
- 3,000回以上アップグレードされたカリキュラム
- 合格率13.7%の選考を突破した講師
- 転職保証制度あり
- 書類対策・面接対策
転職保証付きプログラミングスクール DMM WEBCAMPでは転職成功率98.8%を誇る未経験からエンジニア転職を目指す方におすすめのスクールです。
\ 未経験からエンジニア転職できる無料相談はこちら/
未経験からエンジニア職に転職を考えている方向けの記事はこちらから。
まとめ│転職失敗する前に誰かに相談してみよう!
転職は人生の中でも大きなイベントの一つです。
多くの人が求人サイトの中から限られた求人を見て、内定まで焦ってしまうよりも、一度立ち止まって家族や転職エージェントなど専門家に相談してみることで、本当になりたい自分ややりたい仕事に就けるかもしれません。
私の場合は身近な人に相談することが恥ずかしい気持ちや、なかなか内定が決まらず情けない気持ちがあったので、転職エージェントのキャリアアドバイザーの方に悩みを相談したり、強みを見つけてもらうことで自信につながりました。
また失敗してからではまたすぐ転職となってしまったり、我慢して働き続けるよりも、コーチングで自分自身の方向性を定めたり、スクールでスキルアップしてから転職しても良いと思います。
仕事は人生で大きな要因の一つなので、失敗しない転職を目指しましょう!
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