転職で何がしたいか分からない…やりたい仕事を見つけるための5つの方法

転職を検討する人の中には「何がしたいか分からない」「ただ今の職場を辞めたい」という方もいると思います。

しかし転職で何がしたいか分からないまま転職してしまうと、良い職場に出会えず転職失敗になってしまう可能性があります。

そこで転職で何がしたいか分からない方向けに、やりたい仕事を見つけるための方法を解説します。

転職で何がしたいか分からない人の特徴

転職で何がしたいかわからない人の特徴を解説します。

①今の職場から逃げ出したい人

今働いている職場の人間関係や仕事内容、ワークライフバランスが合わない人は、現状から逃げ出したいという考えが先行してしまい「何をしたいのかわからないけど転職したい」という考えになっているのではないでしょうか。

このケースの方は自己実現やキャリアアップではなく、転職よりも退職に重きを置いてしまっている傾向があります。

②どんな仕事が合っているか分からない人

そもそもどんな仕事が合っているか分からない人も居ると思います。

世の中には数多くの仕事があり、本当に自分に合っている仕事は何なのか迷うこともあるでしょう。

実際には働いてみないとわからない部分も大きく、また同じ職種でも会社によっては役割や業務範囲が異なる場合もあります。

≫無料適職診断が受けられるカウンセリングはこちら

③自分に自信を持てない人

自分に自信が持てない、自己肯定感の低い方は「どんな仕事なら自分でもできるだろう」という考えから始まってしまいます。

なりたい自分や自己実現よりも「失敗したらどうしよう」「自分なんて…」という考えが先行しているため、なかなかやりたい仕事が見つけられないと考えられます。

④理想が高すぎる人

理想が高すぎる人は、希望条件に合う100点満点の求人はなかなか見つけることが難しく、結果として何がしたいかわからない状況に陥っているかもしれません。

例えば「年収600万円以上、年間休日120日以上、残業月20時間以下」などの数字だけで希望条件を決めてしまうと、少しでも数字が落ちる求人は見なくなってしまい、その中には実は優良企業の求人やあなたが本当にやりたい仕事もあるかもしれません。

≫転職の軸が分かる無料コーチング

何がしたいか分からないまま転職活動をするリスク

ではなぜ「何がしたいかわからない」まま転職活動をすることが良くないのでしょうか？

その理由を解説します。

①選考が思うように進まない

何がしたいか分からない人の多くは、自分がやりたいことや叶えたい自己実現が無い状態のため、自己分析ができないないとも言えます。

自己分析が出来ていないと、ご自身の強みやなぜその仕事に応募したのかという志望動機が薄くなってしまい、そこを見抜かれることで選考が思うように進まなくなってしまいます。

自己PRや志望動機がしっかりしている方を採用担当は求めています。

②転職活動の長期化で疲弊してしまう

選考が上手くいかないと、結果として転職活動が長期化してしまいます。

転職活動は体力や精神力を使いますし、不採用が続くとモチベーションを保つことが難しいです。

不採用ばかりだと自己否定されている気持ちになりますよね…

その結果、転職活動を諦めてしまったり、自分の理想とは遠い求人に応募してしまう傾向にあります。

内定が目的になってしまう転職は失敗してしまうことが多いです。

③転職しても早期退職してしまう

もし仮に内定をもらい入社したとしても、自分の強みが活かせない職場や理想の働き方と異なる働き方を選んでしまい、早期退職してしまうリスクがあります。

早期退職は次の転職の際、採用担当に「うちも早期退職するかもな」「辞め癖がついているのでは？」と印象が悪くなってしまいます。

その結果より自己実現から遠ざかってしまうため、何がしたいかわからないまま転職活動をすることはやめた方が良いでしょう。

転職して何がしたいか分からないときの解決策

転職して何がしたいかわからないまま転職活動をするリスクが分かった上で、どんな方法で何がしたいか分かるのか、仕事を見つけるのかという解決策を解説します。

①今の職場や仕事を辞めたい理由を考える

そもそもなぜ転職を考えているのかを書き出してみましょう。

例えばあなたが今の職場をやめたい理由はその会社の人間関係や働き方の問題でしょうか？

それともあなたが行っている仕事自体が合わないのでしょうか？

前者の場合は、今と同じ職種でキャリアアップ転職をすれば良いかもしれませんが、どんな会社ならあなたに合うのかを突き詰めていく必要があります。

また後者の場合は、未経験転職になる可能性が高く、ポテンシャル採用を行っている企業でないと転職は難しくなります。

このように「なぜ」を突き詰めていくことで、あなた自身が気が付かなかった本当の理想に気付けるチャンスになります。

この後の自己分析にも使う重要な部分なので時間を掛けて行いましょう。

②自己分析をする

まず何がしたいか分からない人が一番行うべきは自己分析です。

普段自分を顧みる機会はなかなかないと思いますので、自己分析の流れを紹介します。

Step1.「転職して実現したいこと」を明確にする

①の「転職したい理由」を元に、転職で実現したいことを明確にしましょう。

例えば転職したい理由が「今の仕事は好きだけど残業が多くて家族との時間が少ない」という方であれば「同じ職種でワークライフバランスの取れる会社に転職する」ということが転職で実現したいことになります。

このように「転職したい理由」を明確にしておくことで「実現したいこと」が理解でき、希望する企業や職種が浮き彫りになってきます。

これだけでも「何がしたいか分からない」状態からかなりステップアップしました！

Step2.自分の【得意・苦手】【好き・嫌い】をまとめる

次に自分自身の「得意なこと・苦手なこと」「好きなこと・嫌いなこと」をまとめます。

これも前述の「退職したい理由」を活用することができます。

先ほどの例でいうと「今の仕事は好き」「残業は嫌い」ということが分かります。

あとはその仕事をする上で「何が得意だったか」「何が苦手だったか」を考えてみましょう。

例えば「ITエンジニアをしていたのでプログラミングは得意で、同行に行った際に営業トークが苦手だった」というケースであれば「プログラミングが得意」「提案営業のような仕事は苦手」ということが分かり「プログラミングメインの仕事が合いそう」と考えることができます。

このステップを行うことで自己PRだけでなく、面接でよく聞かれる「強み・弱み」が浮き彫りになってきます。

Step.3自分の強み・思考を明確にする

最後に自分の強み・思考を明確にします。

Step.2で行った「得意なこと」「好きなこと」をより深堀しましょう。

先ほどの例でいうと「プログラミングが得意」「提案営業は苦手」ということから「自分はもくもく集中する作業が得意」「商談したりすることが苦手」ということが分かります。

他にも「残業が多いのが嫌」「家族との時間を増やしたい」という点から「ワークライフバランスの取れる会社でプログラマーとして働きたい」という思考が明確になります。

このように順番に過去を振り返り、将来どういった働き方をしたかを分析していくことで、自分の本当の望みが理解できるでしょう。

＼ 適正・適職が分かる無料キャリア診断／

【POSIWILL CAREER（ポジウィルキャリア）】

無料カウンセリングに申し込む

③人生でやりがいのあったことを振り返る

これまでの人生においてやりがいがあったことはなんでしょうか？

仕事だけでなく、学生時代頑張ったことも含めて考えてみましょう。

例えば「ずっと野球に励んでいた」という方であれば、個人よりもチームで働く職場の方が合っているかもしれません。

他にも「ボランティアを通して障害者の方と交流していた」という方は福祉系の仕事にやりがいを感じられるかもしれません。

このように、これまであなたの経験が今のあなた自身を作っていることから、社会に出てからだけでなく、幼少期や学生時代にやりがいを持てた事、情熱を持って取り組めたことから仕事を探してみても良いかもしれません。

④希望条件を洗い出し転職の軸を決める

自己分析がある程度できている方は、希望条件を洗い出してみて、転職の軸を決めましょう。

転職の軸とは簡単に言うと「譲れない条件」と考えてください。

例えば今の職場が残業が多いのが嫌な方であれば「残業が少ない職場」というのが転職の軸になります。

ここで注意したいのが、あれもこれも軸にしてしまうと最終的にブレる可能性が高いです。

「残業が少ないなら多少年収が下がっても良い」という気概で軸は決めた方が良いでしょう。

⑤キャリアのプロに相談・適職診断をする

ここまで様々な方法をお伝えしてきましたが、自分自身ですべてやるのは難しいかもしれませんし、客観的な第三者目線の意見も参考になるので、キャリアのプロに相談してみてはいかがでしょう？

例えば転職エージェントであれば、あなたの希望条件に応じて仕事を紹介してくれます。

他にもキャリアコーチングというサービスを利用することで、自分の本当の望みや強みを理解することができます。

あわせて読みたい

コーチングとは？意味がない？怪しい？ビジネスや転職に役立つのかを解説します

最後におすすめのキャリアコーチングを紹介します。

オススメのキャリアコーチングサービス
①ポジウィルキャリア

ポジウィルキャリア（POSIWILL CAREER）はキャリアのパーソナルトレーニングです。

マンツーマンレッスンであなたが今後どう生きていくかを整理することができます。

悩みが漠然としている、転職しようか自体迷っている方でも適正・適職診断付の無料カウンセリングを受けてみることで、自分自身を見つめなおすきっかけになると思います。

＼ 適正・適職が分かる無料キャリア診断／

【POSIWILL CAREER（ポジウィルキャリア）】

無料カウンセリングに申し込む

あわせて読みたい

【ポジウィルキャリア】利用者の評判やクチコミは？料金プランや割引情報も紹介！

オススメのキャリアコーチングサービス
②キャリデリ！

キャリデリ！は無料のコーチングが受けられる転職エージェントです。

「人材業界を良くしたい」というコンセプトの通り、ただ仕事を紹介するのではなく、コーチングを通して、求職者の方自身の本当の望みやキャリアプランを一緒に考えながら転職ができるというサービスです。

サービスもすべて無料ですし、期間限定で面談を受けると3,000円分のギフト券がもらえるチャンスなので、少しでも気になった方は是非面談に参加してみてください。

＼ 面談で3,000円分のギフト券プレゼント！／

【公式】キャリデリ！

無料でコーチングを受けて転職する

まとめ

今回は転職を検討する人の中には「何がしたいか分からない」「ただ今の職場を辞めたい」という方に向け、どのようにやりたい仕事を見つけていくかを解説しました。

その中で自己分析が上手くいかない、なかなか理想の仕事が分からないという方は、キャリアのプロに任せてみると良いかもしれません。

転職エージェントだけでなく、現在はキャリアコーチングというサービスで、本当の自分を見つめなおした上で転職をすることで、早期退職や入社前とのギャップがなく働くことができるでしょう。

キャリアを考えることは、今後の人生を考えることなので焦らずにじっくり考えてくださいね。